耐震実験センター10周年記念シンポジウム
設立10周年を迎えたわが国最大級の設備を誇る本学の耐震実験センターは、2008年5月23日、八草キャンパスの10号館1階大講義室で記念シンポジウムを開きました。

シンポジウムでは、学長代理の小嶋憲三副学長が「本学の耐震実験センターを大いに活用して、日本のみならず世界の“防災”に役立てることを願っています」と挨拶した後、耐震実験センターの青木徹彦センター長と鈴木森晶准教授が、「耐震実験センター活動報告と今後の方針」と題して、これまでの研究実験成果や、わが国の地震防災力向上のため今後ますます重要な役割を担うセンターの展望について講演しました。
続いて、「耐震工学の現状と今後の課題」を総合テーマに、各専門分野の代表者がセンターと共同で研究してきた成果などを講演しました。JR東海総合技術本部の関雅樹開発部長は、新幹線に被害の出た阪神淡路大震災、新潟県中越地震を教訓に耐震センターなどと取り組んだ架線柱強化策や脱線防止装置など地震対策の数々の取り組みを説明しました。
このほか、名古屋高速道路公社の前野裕文計画課主幹らが耐震実験センターで行った多くの実験例を用いて講演しました。
耐震実験センターは、1995年の阪神淡路大震災を踏まえ、1998年度に文部科学省のハイテク・リサーチ・センターの一つとして建設されました。同セン ターのような実験装置を持つ研究施設は少ないため、企業から実験依頼も多く産学連携研究事業も盛んです。同センターは、今後ハイテク・リサーチ・センター から大学の附置施設として新たな出発をします。






